そらとぶへび

仕事・プライベートを通しての気づき、JavaやPHP、データベースやサーバの話などこつこつと書いていきます

自責思考と他責思考の活用

自責思考の持ち主は、問題を自分のものとして考え、解決方法を考えて行動する。自分の行動はすぐに変えられる。

他責思考の持ち主は、「問題の原因は自分の手に届く範囲にない」と考えてしまい、本人はなにも行動を起こさない。他責では問題が解決されない。

自責思考 自分の問題として考える
他責思考 問題を他者のせいにする


こう言ってしまうと、自責思考は優秀な人間で、他責思考をする人はダメな人間のようになるのか。手放しでそうとは言い切れない気がしている。
過剰な自責思考の持ち主は、自己満足や独りよがりで行動を起こして、より問題を複雑化する。すべての責任を背負い込んだ結果、柔軟な解決方法を見いだせず、大きなストレスを抱え込むことになる。

そもそも、責任が「誰」にあるのかを考えるのがナンセンスなんだろう。

「プロセスやモノの仕組みのせい」と考える。

いい意味での他責思考を上手に活用することで、改善策を発想し易くする事ができる。

プロセスやモノであれば、変えることができる。変えられるもの、自らの行動で変化させることができるものに焦点を絞る。別のものに置き換えてみる、組み合わせる、排除してみる、修正してみる。

自責思考も他責思考も良い面と悪い面がある。他責思考を悪く使うと、責任逃ればかりで成長機会を失う。自責思考を悪く使うと自己肯定感が下がる。他責思考を悪く使うと、責任逃ればかりで成長機会を失う。ただしどちらも良い面を活用することで、自己の成長につながる。

自責思考だけでなく、他責思考をうまく活用してしていくことが、働き方の改善や生産性の向上につながっていくのだと思う。