そらとぶへび

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アンガーマネジメント~怒りのピーク6秒間を乗り越える方法

怒りに振り回されて事を起こすと、たいてい悪い結果しか残りません。
不快な場所には近づかないのが一番ですが、生活をしていくうえで、そうもいきません。

怒りの感情に汚染されないようにするための方法として、アンガーマネジメントというものがあります。
アメリカでは数十年前から経営者、会社員、アスリートなどがトレーニングを行い評判になったそうです。

 

怒りのピークは6秒と言われます。また、怒りは2次的な感情です。
一時的な感情が何かを意識することで、正しい対処を考える余地が出てきます。
今回は、この怒りのピーク6秒をやり過ごすための即効性のあるテクニックの紹介です。

 


1.スケールテクニック

怒りを「10点満点」で点数化してみる。
怒りに振り回される理由の一つに、目に見えないものであることがあげられます。
数値化することで、意識することができ、対処法を考える余裕も出てくるものです。

2.カウントバック

怒りを感じたときに、数を数える。
数えることに集中することで、怒りから意識をそらすことができます。
単純に数えるのではなく、多い数字から減らしていく、3づつ減らしていくなど
いろいろ変化を加えると良いそうです。

 

3.コーピングマントラ

マントラとは呪文、サンスクリットで、本来的には「文字」「言葉」を意味します。
「ま、いいか」「問題ない!」など、自分の好きな言葉を言い聞かせる方法です。

 

4.ストップシンキング

ストレスや怒りを感じたときに、「どうしてこうなった?」とか、「こうしようか、ああしようか」と考えてしまうと、
考えが止まらなくなります。
そう言うときは、頭を真っ白にして、原因も、対処方法も考えないこと。


5.タイムアウト

その場を離れ、いったん時間を置くことです。スポーツと一緒ですね。
その際の注意点として、大声を出す、ものに当たるなどすると、かえって気分が昂るので、
深呼吸したり、軽いストレッチなどをするとよいそうです。


6.グラウンディング

意味的には「今、ここに居る」ことを意識することですが、
アンガーマネジメントの中で説明された具体的な方法としては、
目の前のものを観察して、強制的に現実を意識させる方法です。
「今持っているペンは青くて、ノック式で、ここに少し傷があって・・」
「このキーボードはAとLのキーが少し消えかかっていて・・」
個人的には一番使えるかもしれないと思いましたw


7.呼吸リラクゼーション

腹式呼吸で、10秒ごとにゆっくりと鼻から吸って口からはくを2~3回続けます。

 

まとめ

まだまだ、他にもあると思います。とにかく、まずは怒りから意識を反らすこと。
どれか一つでも、自分にあった方法を使って、ピークの6秒を乗り越えましょう。

 

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