Oracle エンキューとは
Oracle周りのトラブル時の調査対応ためのメモ。
エンキューとは、共有メモリ以外の共有リソースを排他制御するためのロック・メカニズム
セッション・トランザクションと対応付けられる。
V$LOCKのTYPEで確認することができる。
エンキュー名の一覧
http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/server.102/B19228-04/enqueues.htm
代表的なエンキュー
(1)HW
テーブルなどのHWM(使用済みブロックの最後の位置)を引き上げするときに獲得するエンキュー。
INSERT文を並列実行するなど、多量データを挿入する際に、エクステント・サイズが小さいと頻繁にエクステントを追加することになり、
エンキュー獲得時間が長くなる。
エクステント・サイズを大きくすることで、エクステント追加の回数を減らすことができるため、
エンキュー待ちの発生を削減することが可能。
保持しているロック情報を示すV$LOCKビュー上で、TYPE='HW'のレコードとして表される。