そらとぶへび

仕事・プライベートを通しての気づき、JavaやPHP、データベースやサーバの話などこつこつと書いていきます

要求定義に用いるツールと技法

代表的な引き出し技法

ブレーンストーミング
・ 文書分析(既存文書のレビュー)
・ フォーカスグループ
・ インタフェース分析(外部インタフェース分析)
・ インタビュー
・ ジョブシャドーイング(観察)
・ プロトタイピング(モデリングとストーリーボード)
・ 構造化やオブジェクト指向の方法論を使用した要求ワークショップ ( JAD、引き出しワークショップ)
・ 調査(アンケート)

代表的なモデル化技法

・スコープモデル(コンテキスト・ダイアグラム、DMM)
プロセスモデル 業務フロー図、データフロー図
・ルールモデル デジションテーブル、デジジョンツリー
・データモデル ER図、クラス図

代表的な費用対効果分析法

 定性的技法
  費用効果比較法
  重み付けスコアリング法
 定量的技法(時間価値考慮なし)
  回収期間法
  費用効果比較法
 時間価値考慮あり(DCF法)
  NPV法
  IRR法

ビジネスモデル

事業戦略はビジネスモデルとして表現できるとわかりやすくなる。
ビジネスモデルをデザインするスキル 「ビジネスモデル・キャンバス」と「ピクト図解」を身につけろ | 「ピクト図解」考案者が語る ビジネスモデルのつくり方|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー

ビジネスモデル・キャンパスの9つの要素
(1) 顧客セグメント( Customer Segment )
企業が関わろうとする顧客グループについて定義する。
(2) 提供する価値( Value Proposition )
特定の顧客セグメントに向けて、価値を生み出す製品とサービスについて記述する。
(3) チャネル( Channel )
顧客セグメントとどのようにコミュニケーションし、価値を届けるかを記述する。
(4) 顧客との関係( Customer Relation )
企業が特定の顧客セグメントに対して、どのような関係を結ぶのかを記述する。
(5) 収入の流れ( Revenue Stream )
企業が顧客セグメントから生み出す現金の流れを表現する。
(6) 主なリソース( Key Resource )
ビジネスモデルの実行に必要な資産を記述する。
(7) 主な活動( Key Activity )
企業がビジネスモデルを実行する上で必ず行わなければならない活動を記述する。
(8) パートナー( Key Partner )
ビジネスモデルを構築するサプライヤーとパートナーのネットワークについて記述する。
(9) コスト( Cost Structure )
ビジネスモデルを運営するにあたって発生するすべてのコストを記述する。

表で、事業戦略案にCSF(重要成功要因)とKGI(Key Goal Indicator)を整理する。

CSF 事業戦略を達成するために、行わなければならない重要な事項
KGI 事業戦略が達成できたかどうかを判断する時の基準